フォトコンテスト

明治安田生命マイハピネスフォトコンテスト傾向と対策

マイハピネスフォトコンテスト傾向と対策

明治安田生命マイハピネスフォトコンテストは、1月末で閉め切りです。

これは小田和正さんの歌に乗せた明治安田生命のCMに使用される可能性があるので、僕は特に力を入れています。

毎年入選はしている(鳴かず飛ばずの佳作ですが)僕なりに分析してみました。

「佳作のくせに!」とか言わないでくださいね。

マイハピネスの個人的な攻略法

あくまで個人的な見解ですが、攻略ポイントを4つ紹介します。

マイハピネス=幸せ=笑顔

このコンテストのコンセプトが「あなたにしか写せないしあわせがある」です。

そのため基本的に笑顔が有利です。

安直だと言われそうですが、実際入賞作品のほとんどが笑顔です。

CMで使われるのも笑顔のものばかり。

ただし、笑顔でなくても幸せを感じられればこの限りではありません。

ちなみに僕が過去に佳作をいただいた作品は、笑顔ではないものばかりでした。なるほどそういうことか・・・。

2人以上の顔が写っていて、ドラマを感じる写真が選ばれる

そもそも応募要項としては、2人以上が写っていないといけないのですが、重要なのは以下の2つです。

  • 2人以上の顔が写っている(または表情がわかる)
  • 被写体のシチュエーションや表情にドラマやストーリーが凝縮されている

まぁ当たり前と言えば当たり前なんですが、そこが難しいんですよね。

そんな作品が簡単に撮れれば苦労しないわけで・・・。

このブログも「ひとコマ(1枚)でドラマを感じる写真が撮りたい」というコンセプトでやっていますが、なかなか納得のいく作品を撮るのは難しいものです。

ただ、腕はまだまだでも、写真を見る目は肥えてきたと自負しています。

ちなみに、応募要項には動物も可と書かれていますが、動物で入選している写真はかなり少ないです。

そもそも動物での応募が少ないのかもしれませんが、被写体は「人」が有利でしょう。

とにかく応募できる最大の枚数を応募する

これは僕が師と仰ぐ先輩の言葉です。

以前は「これは入賞しないだろうな」という作品は応募していませんでした。

でも意外と入選するのは、自分にとっては本命でない作品だったりします(←全然目が肥えてない)。

なので最近では「迷ったら応募!」を心がけています。

なにせフォトコンテスト入選は、運の占める割合が大きいですからね。

奇跡的な瞬間をとらえるという運の他に、審査員の好みに合致するという運もあるからです。

審査員の好みを知る

フォトコンテストでは、審査員の好みを知ることはとても重要です。

これは審査員に媚びた作品になりそうな気がしますが、決して審査員の好みに合わせて写真を撮るのではありません。

あくまで自分が撮った写真ストックの中から審査員の好みに合いそうなものを選抜するということです。

マイハピネスの場合、長年、織作峰子氏と柳瀬桐人氏が審査員を務められていますが、織作峰子氏は以前カメラのキタムラの365日フォトコンテスト(現JapanPhotoコンテスト)でも審査員を務めていらっしゃいました(現在は違います)。

そうやって応募するフォトコンテストだけでなく、他のコンテストの作品履歴や審査員の先生自身の作品などを研究して、好みを探ることも大切です。

もちろん、過去の作品に類似した作品ではダメです。通常、過去に選んだ作品と似ているものは選びづらい心理が働くはずですからね。

審査員の織作峰子氏が、過去に担当したフォトコンテストやその他の詳しい情報は以下の記事を参考にしてください。

フォトコン審査員織作峰子氏
【織作峰子氏】フォトコンテスト審査員の傾向と対策写真家として大阪芸術大学写真学科の教授も務めていらっしゃる織作峰子先生。 1981年にはミスユニバースの日本代表に選ばれるなど、才...

マイハピネスフォトコンテストの受賞連絡の時期

佳作以外の入賞者は、だいたい3月半ばに通知が来るようです。

そして4月頃に確認書類が送られてきて、必要事項を記入して返信すれば、5月頃に結果発表です。

ちなみに佳作は、忘れた頃(6~7月頃)にオルゴール付きのフォトカード(自分の作品がプリントされたもの)が送られて来るだけです。

要は、「入賞者(佳作)の発表は発送をもって代えさせていただきます」ってやつです。

佳作に入ってもCMに使われることは稀で、しかもお気に入りの写真がその後のフォトコンテストで応募できなくなってしまうので、僕としては佳作を廃止してほしいです(笑)