写真やSDカード、外付けハードディスクなどの表記にMB(メガバイト)やGB(ギガバイト)、TB(テラバイト)などという単位をよく目にすると思います。
でもこれがどれくらいなのか、そもそも何なのかがよくわからない人も多いはず。
この記事ではその辺をわかりやすく解説していきます。
メガ→ギガ→テラは順に1000倍
答えから書くと以下の通り。
1TB=1000GB
1GB=1000MB
kg(キログラム)やkm(キロメートル)のk(キロ)は1000倍を表しますよね。
その上がM(メガ)―1000倍→G(ギガ)―1000倍→T(テラ)なわけです。
どれも1000倍きざみになっています。
正確には1024(1010)倍ですが、1000倍としても問題ありません。
ちなみに「ギザ」という単位は中川翔子さんの造語なので実在しません。
記憶容量:バイト(B)とは
バイトとは、アルバイトの略ではなく記憶容量の単位です。
要はどれくらいの情報が詰まっている(もしくは詰め込める能力がある)のかを表しています。
コンピュータのデータは0と1で作られているというのはご存じかと思いますが、半角英数字1文字は8桁の0と1(8ビット=bit)で表されます。
そこで8桁を1セットにした単位を「B」=「バイト(Byte)」としたわけです。
写真も色や明るさなどの情報を0と1で表していて、同じように「バイト」という単位で表します。
ちなみに一般的な一眼カメラのRAWデータでは25~35MBくらいで、JPEGでは5~10MBくらいです。
https://s-junya.net/raw/
SDカードやハードディスクにはどれくらい写真データが入るの?
データ量のイメージがついたところで、今度はSDカードやハードディスクにどのくらいの写真が入るのか気になりますよね。
一般的なSDカード(32GB)
- RAW:約1,000枚
- JPEG:約3,000枚
ハードディスク(1TB)
- RAW:約35,000枚
- JPEG:約10万枚
※RAW 1枚=約30MB、JPEG 1枚=約10MBで計算
↑これを目安にどのくらいのSDカードを何枚くらい用意するべきか、外付けハードディスクはどのくらいの容量にすべきかを考えてみてください。