子供が生まれたからその成長をキレイな写真で残したい!
一眼カメラは高いから、もし使わなくなったらもったいない・・・。
一眼カメラは使い方もレンズ選びも難しそう・・・。
僕はこういった「一眼カメラを買うべきか」という相談をよく受けますが、答えはいつも同じ。
すぐにでも買うべきです!
なぜならそうやって迷っている間にも、子供の大切な瞬間を撮り逃し続けているのです。
特に子供の成長は目まぐるしく、みるみる変化していきます。
最近は「スマホ写真で十分」という人も多いですが、撮れる写真の質は全然違います。
この記事では、3人の子供を6年間撮り続けてきた僕が一眼カメラをすすめる理由を熱弁します!
この記事の目次
子供の思い出を動画ではなく写真で残す意味
子供はしぐさや発言が可愛いので、どうしても動画で撮りたくなります。
でも僕はあえて一眼レフカメラで写真として思い出を残しています。
その理由を順番にご紹介します。
動画は変化を、写真は瞬間を記録する
動画のいいところは、その時の動作や表情の変化、そして音声が記録できることです。
でも動画では表現できないこともあります。
それは瞬間の記録です。
「いや、動画でも記録できているでしょ」
と言われそうですが、動画だと次々に映像が流れていってしまいます。
たとえそこに決定的瞬間が映っていても、その一瞬を吟味する暇もなく流れてしまうのです。
一方、写真では一瞬を切り取っているので、その瞬間をじっくりと吟味することができます。
写真は飾ったりアルバムにまとめたりできる
写真はアルバムにまとめたり、壁に飾ることができます。
さすがに動画を飾るのは、モニターをぶら下げておくわけにもいかないし、音声もあるので難しいですね。
そもそも壁に動画が映っていたら気が散って仕方ないでしょう。
動画はあとでほとんど見直さない
動画はパソコンに保存していても探すのが大変です。
サムネイルだけでは、それがどんな動画だったかを思い出すのが難しいです。
再生してみて「あぁ、この動画か!」と思った経験は誰しもがあると思います。
そして、探すのが大変なので、あとで見直さなくなります。
これではせっかくの思い出が、ずっと日の目を見ずに終わってしまうでしょう。
一眼カメラとスマホの写真の違い
写真の良さがわかったところで、今度はどんなカメラで撮るかです。
最近はスマホも一眼カメラも画素数では大差がなくなってきました。
下手をするとスマホの方が上だったりします。
それなのに、なぜカメラユーザーはわざわざ大きくて重い機材を使うのでしょうか。
一眼カメラはボケが魅力
一眼カメラの最大の魅力はボケです。
被写体以外の部分がキレイにボケることで、被写体の輪郭が強調され、主題(主役)がはっきりします。
スマホでも、最新のiPhoneなどではポートレートモードで撮ると、一眼カメラのように背景のボケた写真がさ撮れます。
でも実はこれ、ピントを合わせた被写体とボケた背景を合成しているだけなんです。
背景がゴチャゴチャしていたり、人物と背景が近いと上手く撮れなくなってしまいます。
一眼カメラはレンズ交換でバリエーションが増す
一眼カメラのもう一つの魅力はレンズ交換ができることです。
レンズを替えれば、望遠レンズで遠くのものを撮ることもできるし、マクロレンズでクローズアップ写真を撮ることもできます。
前述のボケを生かした写真も、解放F値の小さい単焦点レンズを使えば誰でも簡単に撮れます。
他にも魚眼レンズで広範囲を写し込んだり、ズームレンズで臨機応変に距離感を変えたりすることも可能です。
実は一眼カメラは、そのボディよりもレンズが写真の出来を大きく左右するのです。
運動会などのイベントは望遠で撮影できる
運動会やおゆうぎ会などの行事では、どうしても遠くにいるわが子を撮る必要があります。
コンパクトデジカメでも多少ズームはできますが、デジタルズームだと画質が悪くなってしまって、せっかくの晴れ舞台をきれいに残せない可能性もあります。
行事ごとにプロのカメラマンが写真撮影して、それを購入することも多いですが、我が子がメインの写真はなかなか撮ってもらえません。
どうしても無難な写真ばかりになってしまいますからね。
操作や設定は子供を撮りながら覚える
一眼カメラの使い方を勉強するモチベーションが上がらないなら、使いながら覚えましょう。
特に子供は動き回ったり、すぐ飽きたりするので、シャッターチャンスは一瞬です。
その一瞬を撮り逃して後悔したり、失敗作を重ねることで、適切な操作は身に付きます。
誰でも最初は初心者です。
自転車と同じで、やりながら覚えるのが一番なのです。
そして、一度体で覚えてしまえば、苦もなく撮影できるようになります。
大切なのは子供との思い出を残すことですからね。
今後は一眼レフカメラよりもミラーレス一眼の時代
これから一眼カメラを買うならミラーレス一眼を買いましょう。
なぜなら世の中のカメラメーカーはミラーレスにシフトしつつあるからです。
2018年にNikonもCanonも本格的なミラーレス一眼を発売しました。
つまり大手のカメラメーカーがミラーレスに本腰を入れ始めたのです。
現時点では一眼レフカメラの方が多くの面で高性能ですが、顔認証や手ブレ補正、軽さの面では既にミラーレス一眼の方が優れています。

子供の大切な今を撮り逃さないために一眼カメラを
どうせなら早くカメラを買って、もう二度とないこの瞬間を写真に収めた方がいいと思いませんか?
子供はたった1年で別人のように成長してしまいます。
たとえ、初めは初心者っぽい写真でも、スマホで撮るよりははるかにいいはずです。
大切な今を撮り逃さないためにも、一眼デビューは早い方が得策です!