「一眼レフカメラにセットで付いてたキットレンズを使っているけど、単焦点レンズってそんなにいいの?」
「単焦点レンズってズームできないから不便でしょ」
と言う人は多いです。
でも、実際に単焦点レンズを使ってみると写りが驚くほど違います。
ズームレンズに比べて不便なのに需要があるのですから、そこにメリットがあるのは確かでしょう。
この記事では、ズームレンズと単焦点レンズを違いを解説していきます。
ズームレンズと単焦点レンズの違い
では、ズームレンズと単焦点レンズの具体的な違いを見てみましょう。
ズームレンズの長所と短所
長所
- 自分が移動できない状況での撮影で便利
- レンズ交換が減る
- 持ち出すレンズが少なくてすむ
短所
- ボケが弱い
- 解像度が落ちる
- 発色が弱い
- 暗いシーンで不利
- 重い
- 価格が高いものが多い
単焦点レンズの長所と短所
長所
- ボケが強く出せる
- 解像度が高い
- 発色がいい
- 暗いシーンに有利
- 軽い
- 価格が安いものが多い
短所
- レンズ交換が必要になることが多い(複数レンズが必要)
- 自分が動いてフレーミングする必要がある
ズームレンズは万能選手
ほとんどの一眼レフ初心者が最初に選ぶレンズは、ズームレンズでしょう。
その理由は、一眼レフカメラを買うとキットレンズとして付いてくるから。
ではなぜキットレンズはどれもズームレンズなのでしょうか。
これはズームレンズはどんなシチュエーションでも柔軟に対応できるからです。
つまりズームレンズは無難なレンズというわけです。
僕は最初にカメラボディとセットだった18-200mmのキットレンズを使っていましたが、焦点距離にこれだけ幅があるととても便利です。
単焦点レンズの写りは一眼レフ人生を変える
この見出しは大げさに思われるかもしれませんが、これは決して過言ではありません。
あなたが一眼レフカメラを買った理由は、写真をキレイに撮るためだったはずです。
「楽だからキットレンズでいいや」と言う人は、一眼レフカメラの良さを十分引き出せていません。
それならコンパクトデジカメやスマホでも無難な写真が撮れます。
わざわざ重い機材を持ち歩くのなら、よりよい写真を撮りたいものです。
僕も一眼レフカメラ初心者の頃はキットレンズ(18-200mm)しかなかったので、それだけで撮影していました。
でも、僕がイメージしていたプロっぽい写真が全然撮れないのです。
最初は腕がないので当たり前ではあるのですが、何かが違うのです。
そこで、いろいろと調べて単焦点レンズを導入してみたところ、その写りに感激しました。
それ以降単焦点レンズにドハマりして、ズームレンズは子供の運動会などの行事以外で持ち出すことはなくなりました。
そのくらい写りが違うので、キットレンズで満足できない場合は、単焦点レンズを1本購入してみてください。