最近のフォトコンテストは、WEB応募も増えてきましたが、いまだにプリント応募は根強く残っています。
これはプリントまで含めて、「写真」であり「作品」であるからでしょう。
プリント写真を審査員の目にとまるように仕上げるにはどうすればいいでしょうか。
できるだけ大判でプリントする
フォトコンテストではインパクトが命です。
写真自体でインパクトを出しても、写真自体を小さくプリントしてしまうと、そのインパクトも小さくなってしまいます。
応募できる最大限まで大きいプリントにすることをおすすめします。
ただ、四つ切りワイドやA3などにしてしまうと、お金がかかるし、送るのもちょっと大変。
なので、僕は基本的にA4か六つ切りで応募しています。
この2サイズは短辺がほとんど同じ長さなので、封筒も同じですみますよ。
過度なレタッチはタブー
一眼レフを含め、デジタルカメラは、パソコン上で加工が簡単にできて便利です。
でも、加工には落とし穴があります。
それは過度に加工すると、審査員に嫌われやすいこと。
写真は「真実を写す」と書くので、あまりにも現実と違うものは避けられやすいわけです。
フチを付けてプリントする
プリントするときは、フチをつけるようにします。
その理由は5つ。
- アスペクト比を気にしなくてすむ
- 画像データを全て印刷できる
- ダメージを受けても写真自体に影響が出にくい
- 写真が締まって見える
- 審査員の印象がよくなる
詳しい説明は以下の記事に書いています。

十分に乾燥させる
お店プリントではなく、自宅のプリンターでプリントする場合は、十分に乾燥させてから封筒に入れましょう。
最近の写真用紙は高性能なので、インクの吸収が速く、乾くのも早いですが、念のため24時間は乾燥させましょう。
また、プリント直後と乾燥後では、色味も変わるので、写真の出来は乾燥させてから確認してください。
封筒には厚紙を同封する
写真を郵送するときは、折れ曲がったり角がつぶれたりしないように、封筒に厚紙を同封しましょう。
特に1枚で送るときなどは、持って歩くだけでも、風で簡単に曲がってしまいます。
ネットプリントをしたときに同封されてくる厚紙を再利用するのがおすすめです。
フォトコンテストのプリント応募 まとめ
プリント応募で気を付けるポイントをまとめました。
- できるだけ大きくプリントする
- レタッチは適度に
- プリントにはフチをつける
- しっかり乾燥させる
- 厚紙を同封する
これらに気を付けて、入賞に一歩でも近づけましょう!
